【茶碗・ちゃわん】 濃茶には厚めで大ぶりなもの、薄茶には小ぶりなものを用いることが、多いです。筒型はお茶が冷めにくいので冬に、口の広いものはお茶がさめやすいので夏にもちいられます。 |
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【薄茶器・うすちゃき】 薄茶を入れる道具。濃茶の容器である茶入れがやきものであるのに対し、塗物(漆器製)と決まっています。そのうち最も一般的なものが中棗で、棗の名はナツメの実の形に似ていることからきています。 |
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【茶杓・ちゃしゃく】 濃茶、薄茶をすくう道具。もとは中国の薬用のさじだったといわれています。多くは竹製ですが、他に象牙、木などで作られたものがあります。 |
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【茶筅・ちゃせん】 茶を点てるための道具で、白竹のものが稽古用によく用いられます。 |