男性の茶の湯
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第2回 客の作法


ふすまの開け方
○ふすまの正面に座り、引き手に手をかけ、手が入る程度開けます。
○手を敷居から20〜30センチ位の位置にかけ直します。
○そのまま体の正面までふすまを開きます。
○手を替え、ふすまを開きます。全部開けきらずに手がかり分をのこしておきます

床の間の拝見
○掛け軸の正面に座ります。
○掛け軸→花→香炉→掛け軸の順番で見ます。今回の茶会の意図を読み解きます。.
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お菓子の取り方
○次客の方に「お先に頂きます」と挨拶をします。
○懐紙をひざ前に置き、お菓子を畳のへりの外側に引きよせます。
○右はじか取りやすいお菓子を取り、左手を添えながら懐紙の上にのせます。
○お菓子を取ったはしを懐紙の端でぬぐい、菓子鉢の上に戻します。
○菓子鉢を両手で持ち、次客の方に送ります。
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薄茶の頂き方
○運ばれてきたお茶碗を次客側の畳のへりの内側に置きます。
○次客の方に「お先に頂きます」と挨拶をします。
○茶碗をひざ前に置き、お茶をたててくださった方に、
  「お点前頂戴いたします。」と挨拶をします。
○左手に茶碗をのせ、茶碗の正面を避けるため、時計回りにまわします。
○姿勢を正し、ゆっくりと味わいます。最後は音をたててすすり泡を吸いきります。
○茶碗の縁を人差し指と親指でふきとります。ふいた指は、懐紙で清めます。
○茶碗拝見のため、器の正面まで戻します。畳のへりの外側に置き全体を拝見します。
○両肘をひざの上にのせ茶碗を手に取り中を拝見し、高台や細部まで拝見します。
○正面を出された位置に戻し、畳のへりの外側に置きます。
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